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季節の移ろいを感じながらゆったり暮らす

末岡さん家族
氏名
末岡孝之(夫)・真理子(妻)・長女・長男
移住前の住所
東京都渋谷区
現在の住居
中古・戸建て購入
移住前後の仕事

【移住前】夫:映像制作(事務所) 妻:地域学校総合コーディネーター
【移住後】夫:映像制作(在宅)  妻:NPO職員、10代サードプレイス100日荘運営

移住のきっかけ、あきる野を選んだ理由は?

新型コロナウイルス感染症の影響で最初の緊急事態宣言が出たときに、東京都内で少しゆったり過ごせるところで二拠点生活をしたい、そして長い目で見たら、そちらに移住したいと思って、上の子が中学校に上がるタイミングを目処に考えました。

あきる野には、子どもを連れて週末に川遊びなどによく来ていたので、土地勘はあって、良いところだなとイメージはありました。他には長野県も検討していましたが、都心にも通いやすく、川などの自然環境も良くというところであきる野を選びました。

移住して変化したことは?

孝之さん:仕事合間のリフレッシュ方法が変わりました。渋谷ではスポーツジムのサウナに行っていましたが、あきる野では温泉に行くようになりました。
真理子さん:夜にあまり出歩かなくなったので、家で家族といる時間が増えました。あとは、花が咲く時期やホタルが飛ぶ時期などで季節の移ろいを感じながら暮らせるようになりました。また、子どもたちの遊び方が、これまでは公園が多かったのが川遊びになりました。あとは庭で家族みんなでご飯を食べたりする機会が増えました。

あきる野でお気に入りの場所はどこですか?

武蔵五日市駅前のblan.coでのモーニングコーヒーは地域の人との触れ合いがあって好きですね。サンサン市やファーマーズセンターなど生産者の方を身近に感じることはすごくいいです。駄菓子屋さんなど昔からやっているような個人商店が多いのも魅力的ですね。

あきる野の子育て環境はどうですか?

一番に感じたのは、この地域は道を歩いていると子どもの方から挨拶をしてくれるので、そういう文化が育っているんだなと感じました。保育園では川遊びや農業体験など、地域のリソースを使って保育してくれているので、いいなと思いました。一方で、ICT教育については都心の方が進んでいるなと思いました。

あきる野のマイナス面は?

インフラの面では、地域によって都市ガスや下水道などがなく、プロパンガスや浄化槽になるので、その点はマイナスに感じる人もいるかもしれないですね。あとは夜が暗いので、冬の子どもの下校時間などは少し心配です。また、Wi-Fiを使える施設が少ないですね。

これからの夢は?

孝之さん:あきる野関連の映像制作もしてみたいと思っています。お気軽にご相談ください。
真理子さん:あきる野を訪れる人にマチの良さを伝えられる、このまちに自分も関われることがあるかもと関心を深めてもらえる場を作っていきたいですね。また、子どもが放課後に立ち寄れる場所の選択肢が少ないなと思い、家庭と学校以外のサードプレイスとして主に10代の子たちに過ごしてもらえる場(100日荘)を始めたので、そこで子どもたちがたくさんの新しい体験や面白い大人たちにも出会える場にして行けたらと思っています。

移住を考えている方へのアドバイス

移住を決めるには不安もあると思いますが、まずは一歩踏み出してみて環境を変えてみると新たなものも見えてくるのでいいと思います。移住を検討している地域に住む方と実際に話を聞いてみると安心かもしれないですね。お子さんがいる場合は、通うであろう保育園や学校に不安点を相談するなどコミュニケーションを取ってみると安心材料になると思います。

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